パウル・クレー展 創造をめぐる星座

静岡市美術館開館15周年記念

パウル・クレー展 創造をめぐる星座

静岡市美術館にて、静岡市美術館開館15周年記念「パウル・クレー展 創造をめぐる星座」が2025年6月7日から8月3日まで開催されます。

—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—

この世では、私を理解することなど決してできない。
なぜなら私は、死者たちだけでなく、未だ生まれざる者たちとも一緒に住んでいるのだから。

スイス生まれの画家パウル・クレー(1879-1940)のこの言葉は、彼の作品を売り出した画廊の販売戦略に用いられ、孤独に瞑想する芸術家としてのイメージを広めました。確かに、詩情豊かなクレーの作品は謎めいているかもしれません。しかし同じ時代を生きたほかの多くの前衛芸術家たち同様、クレーもまた、仲間たちと刺激を与えあったり、夢を共有したりしながら、困難な時代を生き抜いたひとりの人間でした。

本展は、スイス・ベルンのパウル・クレー・センターの学術協力のもと、同センター、バーゼル美術館、日本各地の美術館から集めたクレー作品約60点を核に、カンディンスキー、ピカソ、ミロなど同時代の芸術家たちの作品を加えた約110点で、クレーの生涯にわたる創造の軌跡をたどります。彼を取り巻く社会的な状況も視野に入れることで、多くの人や情報が構成する星座=コンステレーションのなかでクレーを捉え直す機会となることでしょう。

【関連イベント】
●講演会「パウル・クレー 転換するコンステレーション」
日時:6月21日(土) 14:00~15:30(開場13:30)
講師:黒田和士(愛知県美術館学芸員、本展企画者)
会場:静岡市美術館 多目的室
参加料:無料
定員:70名(応募多数の場合は抽選)
※要申込

●ミュージアム・コンサート「クレーの絵と音楽が出会うところ ~聴くこと・見ること・感じること~」
日時:6月29日(日) 15:00開演(14:30開場、16:00終演予定)
会場:静岡市美術館 多目的室
参加料:1,500円(全自由・チケット制)
※定員になり次第販売終了
※未就学児入場不可
定員:60名
出演:瀬川裕美子(ピアノ)

●スペシャルトークショー「きこえる絵、みえてくる音楽」
日時:7月12日(土) 14:00~15:30(開場13:30)
登壇:いしいしんじ(作家)
会場:静岡市美術館 多目的室
参加料:無料
定員:70名(応募多数の場合は抽選)
※要申込

●静岡市美術館学芸員によるスライドトーク
日時:7月20日(日) 14:00~(40分程度)
会場:静岡市美術館 多目的室
参加料:無料
定員:70名(予定)
※事前申込不要、先着順

開催期間 2025/06/07(土)~2025/08/03(日)
時間 10:00~19:00(展示室への入場は閉館30分前まで)
休館日 月曜日(7/21は開館)、7/22
入場料 一般1,600円/大高生・70歳以上1,100円/中学生以下無料/障がい者手帳等をご持参の方および必要な付添の方原則1名は無料
参加アーティスト パウル・クレー
会場
  • 静岡市美術館
  • 静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー3F
お問い合わせ 054-273-1515
会場URL https://shizubi.jp/
詳細URL https://shizubi.jp/exhibition/20250607_paulklee/250607_01.php