千葉のDIC川村記念美術館にて、「ジョセフ・アルバースの授業」が2023年11月5日まで開催しています。

—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—

ジョセフ・アルバース（1888-1976）は画家、デザイナー、そして美術教師として知られています。ドイツで生まれた彼は、造形学校バウハウスで学び、のちに教師となって基礎教育を担当しました。同校の閉鎖後は渡米し、ブラックマウンテン・カレッジや、イェール大学に勤務。戦後アメリカの重要な芸術家たちを育てました。

アルバースは授業の目的を、「目を開くこと」だと述べています。彼はただ知識を教えるのではなく、学生に課題を与え、手を動かして考えることを促しました。そうして答えを探究することで、色彩や素材のもつ新しい可能性を自ら発見させようとしたのです。そしてアルバース自身もまた、生涯にわたり探究を続けました。そこから生み出されたのが、バウハウス時代のガラス作品から、家具や食器などのデザイン、絵画シリーズ〈正方形讃歌〉に至る、驚くほど多様な作品群です。

本展ではアルバースの作品を、彼の授業をとらえた写真・映像や、学生による作品とともにご紹介します。制作者／教師という両側面からアルバースに迫る、日本初の回顧展です。

※会期中に一部展示替えがあります
前期：2023年7月29日（土）～9月18日（月）
後期：2023年9月20日（水）～11月5日（日）

【関連イベント】
●講演会
沢山遼（美術批評家）
日時：9月23日（土）　13:30～15:00
定員：50名
※入館料のみ、要予約

●学芸員によるギャラリートーク
日時：9月17日（日）、10月20日（金）　各日11:30～
※入館料のみ、要予約（先着35名）

●ガイドスタッフによる定時ツアー
日時：毎日14:00～
※入館料のみ、要予約（先着20名）

●ラーニング「アルバースの授業に挑戦！」
亀山裕亮（本展担当学芸員）
日時：9月9日（土）、9月16日（土）、9月29日（金）、10月9日（月・祝）、10月21日（土）、10月28日（土）　各日11:30～12:15
※課題は毎回異なります
※小学生以上対象、入館料のみ、要予約（先着15名）

●コンサート：サウンドミュージアム・オブ・テルミン
ザ・ぷー＝街角マチコ（テルミン）、街角マチオ（ギター＆ボーカル）
日時：10月14日（土）　17:45開場／18:00開演
入場料：一般5,000円　
※当日入館料込み、要予約