Amane Murakami Exhibition “Furniture Art”

東京・青山のカール・ハンセン&サン フラッグシップ・ストア東京にて、ペインティングやシルクスクリーン、コラージュなど多様な表現で活躍するアーティスト村上周の作品による展示販売イベント「Furniture Art」を8月7日まで開催しています。カール・ハンセン&サンの家具コレクションと、村上周の抽象画によるギャラリーでの展示とは異なる空間全体の調和をお楽しみください。
アーティスト村上周は、自身の多種多様な作品群をアブストラクト・コンポジション(Abstract Composition)と総括的に名付けています。アブストラクト(抽象)やコンポジション(構成)は美術用語として広く使われている言葉ですが、村上はアブストラクトという手法を、キャンバスと心の距離がいちばん近い表現方法と言います。曖昧模糊とした心象が、何度も塗り直され重ねられた色彩や、イメージの集積した抽象画としてキャンバスに表現されているのです。
その一方で、村上は、自身の作品を今の気分やムードで描いたものではないとも言います。グラフィックアーティストとしての活動は彼のキャリアの重要な部分を占めますが、今の気分やムードを勢いでキャンバスに叩きつけるのではなく、あくまでその心象はグラフィックの手法を用いて俯瞰的・客観的に捉えられた上で構成(コンポジション)されています。色彩的な鮮やかさや図像の勢いがありながらも、どこか静かに落ち着き、冷静ささえ感じさせる作品は、さまざまな手法を横断的に学んできた村上ならではの魅力です。
「Furniture Art」では、気鋭のインテリアスタイリスト中田由美のスタイリングで、村上周のアート作品が、カール・ハンセン&サンのコレクションと融合した新たな空間を生みだします。本展では、FK63(ブックケースシステム)やE300シリーズ(ソファ)といった、モジュール・システムとのコラボレーションを軸に、家具のように日常に溶け込み無意識のうちに感受される「暮らしの中のアート」をご紹介します。
《本文は公式サイト紹介文より抜粋/一部編集》
開催期間 |
2022/07/29(金)~2022/08/07(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 12:00~19:00(土日祝は11:00から) |
休館日 | 会期中無休 |
入場料 | 無料 |
参加アーティスト | 村上周 |
会場 |
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会場URL | https://www.carlhansen.com/ja-jp/Stores/flagship-store-tokyo |
詳細URL | https://memo.brickandmortar.jp/post/690728650994253824/amane-murakami-exhibition-furniture-art |