メヒコの衝撃―メキシコ体験は日本の根底を揺さぶる
メキシコのスペインによる征服から500年、独立から200年にあたる今年、市原湖畔美術館は「メヒコの衝撃―メキシコ体験は日本の根底を揺さぶる」を開催いたします。
市原湖畔美術館が所在する千葉県は、日本とメキシコの交流が始まった地として知られます。1609年、スペイン統治下にあったフィリピンからメキシコに向かう帆船サン・フランシスコ号が御宿沖で座礁し、300人以上の遭難者を地元の住民たちが救出、大多喜城主・本多忠朝が手厚く保護し、徳川家康のはからいで無事帰国させたのです。
本展は、日本とメキシコの交流の歴史を繙きながら、メキシコの歴史・風土・人・芸術に衝撃を受け自らの表現に向きあってきた8人のアーティストに焦点を当て、メキシコの何が彼らを惹きつけたのか、そのメキシコ体験を多角的に解き明かそうとするものです。
排他性と連帯への希求に世界が大きく引き裂かれ、コロナ禍により、生と死のありよう、現代文明の基盤そのものが問われる今、アーティストたちが共振した<メヒコ>は、私たちに多くの示唆を与えてくれるでしょう。
《本文は公式サイト紹介文より抜粋》
【関連イベント】
●スズキコージ・ライブペインティング
日時:7月10日(土)~7月11日(日) 時間未定
場所:市原湖畔美術館 多目的ホール
●トークショー「薄墨色の智慧のくに―〈メヒコ〉の衝撃を語る」
日時:7月17日(土) 14:00~15:30
出演:今福龍太(文化人類学者)
参加費:1,000円(入館料別途)
定員:40名
※事前申込制
開催期間 |
2021/07/10(土)~2021/09/26(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 10:00~17:00(土・祝前日は9:30~19:00、日・祝は9:30~18:00/入館は閉館30分前まで) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌平日) |
入場料 | 一般1,000円/65歳以上の方・大高生800円 |
参加アーティスト | 北川民次、岡本太郎、利根山光人、深沢幸雄、河原温、水木しげる、スズキコージ、小田香 |
会場 |
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会場電話番号 | 0436-98-1525 |
会場URL | https://lsm-ichihara.jp/ |
詳細URL | https://lsm-ichihara.jp/exhibition/ |