#36 喜多俊之「自生素材を新素材として使う」

地域で自生する「すぎ」と「竹」を新素材として生かすテクノロジーとデザインのカ

#36 喜多俊之「自生素材を新素材として使う」

プロダクトデザイナー・喜多俊之による展示会「喜多俊之『自生素材を新素材として使う』」が、GOOD DESIGN Marunouchiで開催される。同展では、島根県の竹、秋田県の県産材を素材に、2年間にわたって海外で発表したスツールやテーブルといったコレクションの新作が展示される。

竹は、2017年4月のミラノサローネの期間中、インテリア誌「INTERNI」の20周年イベント「MATERIAL IMMATERIAL」で、「FLAT BAMBOO SHIMANE」と題して椅子やテーブルを出展。島根県産の竹を皮付きのまま平板にする新しい技術が開発され、海外でも注目されている。

一方、秋田県産の木材を使った「AKITA COLLECTION」は、国際見本市「ミラノ・ホーミ」で2017、2018年に発表され、「日本独自の素材を匠の技術で世界製品にする」というコンセプトが、会場を訪れた人たちの注目を集めた。

同展は、日本独自のものづくりをテーマに、地域で自生する資源をそれぞれの土地で育まれた匠の技や新しいテクノロジーを組み合わせ、オリジナリティの高い独自の製品を世界に向けて発信していくというプロジェクトだ。

開催期間 2018/02/26(月)~2018/03/11(日)
※イベント会期は終了しました
時間 11:00~20:00
休館日 会期中無休
入場料 無料
参加アーティスト 喜多俊之
会場
  • GOOD DESIGN Marunouchi
  • 東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F
会場電話番号 03-6273-4414
会場URL http://www.g-mark.org/gdm/index.html
詳細URL https://www.g-mark.org/gdm/exhibition.html