池田亮司展

フランス・パリと日本を拠点に国際的に活躍するアーティスト/作曲家である池田亮司(1966-)は、テクノロジーを駆使し、光や音を用いて鑑賞者の感覚を揺さぶる没入型の作品を数多く発表してきました。本展では、2009年以来となる国内美術館での大規模な個展として、新作を含む近年の池田の活動を展観します。
2000年以降、データを主題とする表現を模索し続ける池田は、とりわけDNA情報や素粒子、宇宙といった科学領域に関するデータに関心を持ち、自身の作品に取り入れてきました。そこでは、データを通した世界のあらたな認識の方法が提示されています。
国内初展示となる《data-verse》では、NASAをはじめ多くの科学機関によって一般に公開されたデータを収集し、加工、変換など様々な操作を経て視覚的な表現として構成された高解像度の映像作品が、展示室内に投影されます。視覚と聴覚で体感する作品は、普段は不可視であるがゆえに意識されない膨大なデータの世界へと、人々を引き込む鑑賞体験を生み出します。
今回の展示では、建築にあわせて制作された「サイト・スペシフィック」な作品の展示を特徴とする弘前れんが倉庫美術館の大空間において、各展示室の映像や音響が時に結びつきながら、空間と作品とが共鳴/共振します。本展を通して、約100年前に酒造工場として建造され美術館へと生まれ変わった弘前れんが倉庫美術館の空間の持つ可能性を拡張し、この場所に創造性を喚起する作品の数々を体感いただく機会となります。
《本文は公式サイト紹介文より抜粋》
開催期間 |
2022/04/16(土)~2022/08/28(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 9:00~17:00(入館は閉館30分前まで) |
休館日 | 火曜日(4/26、5/3、8/2は開館) |
入場料 | 一般1,300円/大学生・専門学校生1,000円 |
参加アーティスト | 池田亮司 |
会場 |
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会場電話番号 | 0172-32-8950 |
会場URL | https://www.hirosaki-moca.jp/ |
詳細URL | https://www.hirosaki-moca.jp/exhibitions/ryoji-ikeda/ |