百年の愚行展

百年の愚行展

京都造形芸術大学大学院と文明哲学研究所が主催する「百年の愚行展」が、京都造形芸術大学内ギャルリ・オーブで開催される。

本展に込められたメッセージは「行動すること」である。21世紀になっても止む気配のない、狂気とも言える暴力、環境破壊、経済格差、民主主義の危機などを乗り越えるためには、一人ひとりが多様な意見に耳を傾け、自分自身の考えを培い、議論し、行動する必要がある。

本展とトークイベントを通じて、人類が愚行を繰り返さないためにどうすればよいか、を共に考える。展覧会は、2冊の書籍(『百年の愚行』2002年・『続・百年の愚行』2014年)に掲載した写真と、ドイツのゴアレーベンで繰り広げられた、核廃棄物最終処理場反対運動のポスターとで構成される。

【関連イベント】
●トークイベント
Sustaina-village by KYOTOGRAPHIEトーク:『百年の愚行』とは?
出演:佐藤直樹(『百年の愚行』『続・百年の愚行』アートディレクター)×小崎哲哉
日時:5月3日(火・祝) 20:00~21:00
会場:岡崎公園、ローム・スクエア(京都市美術館別館前広場)
料金:無料
※先着順

●スペシャルトーク「愚行の時代の文化と芸術」(仮)
出演:山極壽一(霊長類学者、京都大学総長)×尾池和夫(地震学者、京都造形芸術大学学長)
司会:齋藤亜矢(芸術認知科学研究者、京都造形芸術大学文明哲学研究所 准教授)
日時:5月20日(金) 18:00~19:30
会場:京都造形芸術大学 ギャルリ・オーブ
料金:無料
※先着順

●ギャラリートーク
「サステナビリティと文明」
出演:マエキタミヤコ(コピーライター、クリエイティブディレクター、「サステナ」代表)×浅利美鈴(京都大学地球環境学堂 准教授)×小野塚佳代(京都造形芸術大学 大学院生)
司会:田中 勝(アーティスト、京都造形芸術大学文明哲学研究所 准教授)
日時:5月19日(木) 18:00~19:30
会場:京都造形芸術大学 ギャルリ・オーブ
料金:無料
※先着順

「愚行と狂気の時代に──アーティストができること」
出演:高山 明(演出家、アーティスト、Port B主宰)×卯城竜太(アーティスト、Chim↑Pomリーダー)
司会:小崎哲哉(『百年の愚行』『続・百年の愚行』編集者・京都造形芸術大学 大学院学術研究センター 客員研究員)
日時:5月21日(土) 15:00~16:30
会場:京都造形芸術大学 ギャルリ・オーブ
料金:無料
※先着順

開催期間 2016/04/29(金)~2016/05/22(日)
※イベント会期は終了しました
時間 11:00~18:00
休館日 会期中無休
入場料 無料
会場
  • 京都造形芸術大学 人間館1F
  • ギャルリ・オーブ
  • 京都市左京区北白川瓜生山2-116
お問い合わせ 075-791-8302
会場電話番号 075-791-9122
会場URL http://aube.kyoto-art.ac.jp/
詳細URL http://www.kyoto-art.ac.jp/events/1221