フォスター+パートナーズ展:都市と建築のイノベーション

建築家ノーマン・フォスターによって1967年に設立されたフォスター+(アンド)パートナーズは、世界45カ国で300のプロジェクトを遂行、日本の国宝建築に相当する英国保護登録建築物最上級グレード1の指定等・輝かしい実績を誇る国際的な建築設計組織である。
ガーキン(ピクルスにするキュウリ)の愛称でロンドン市民に親しまれている《スイス・リ本社ビル》、東西ドイツ統合の象徴としてベルリン観光の中心となった《ドイツ連邦議会新議事堂、ライヒスターク》など、それぞれの都市を訪れたことがある人なら誰もが一度は目にしたことがある現代建築史上の名作を生み出している。
さらに現在、アップル新社屋、月面の砂を素材に3Dプリンターで制作する月面住宅など建築のイノベーションともいえるプロジェクトに次々と取り組んでいる。彼らは一貫して、「伝統と未来」、「人間と環境」といった普遍的なテーマを追求し、革新的なアイデアで建築や都市を創り続けている。
本展は、フォスター+パートナーズを代表するおよそ50のプロジェクトを模型、映像、CG、家具、プロダクト、図面、スケッチなど膨大な資料を通して、その半世紀に及ぶ設計活動を総合的に紹介する日本で初めての展覧会である。
企画:森美術館
【関連イベント】
●トークセッション「都市と建築のイノベーション」
出演:デヴィッド・ネルソン(フォスター+パートナーズ デザイン統括シニア・エグゼクティヴ・パートナー)、難波和彦(建築家、東京大学名誉教授)
モデレーター:南條史生(森美術館館長)
日時:2016年1月17日(日) 14:00~16:00
会場:アカデミーヒルズ(六本木ヒルズ森タワー49階)
定員:300名(要予約)
料金:一般1,000円、MAMCメンバー無料
※日英同時通訳、手話同時通訳付
●ギャラリートーク
聞き手:前田尚武(森美術館学芸グループ、本展担当者)
会場:六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー内 スカイギャラリー
定員:15名
料金:無料(要展覧会チケット)
※日本語のみ、申込み不要(当日先着順、展覧会場入口にお集まりください)
第1回「初期から最新プロジェクトまで」
出演:トニー・三木(フォスター+パートナーズ パートナー)
日時:2016年1月16日(土) 14:00~15:00
第2回「フォスターとイギリス現代建築の系譜」
出演:今村創平(建築家、千葉工業大学建築都市環境学科准教授)
日時:2016年1月28日(木) 19:00~20:00
第3回「フォスター建築にみるバックミンスター・フラーの影響」
出演:小見山陽介(建築家)
日時:2016年2月4日(木) 19:00~20:00
開催期間 |
2016/01/01(金)~2016/02/14(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 10:00~22:00(入館は閉館30分前まで) |
休館日 | 会期中無休 |
入場料 | 一般1,800円/学生(高校・大学生)1,200円/子供(4歳~中学生)600円/シニア(65歳以上)1,500円 |
参加アーティスト | フォスター+パートナーズ |
会場 |
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お問い合わせ | 03-5777-8600(ハローダイヤル) |
会場URL | http://www.roppongihills.com/tcv/jp/ |
詳細URL | http://www.mori.art.museum/contents/foster_partners/index.html |