gallery COEXIST-TOKYOでは、昨年に引き続き2度目となるグループ展「Continuous Temporality vol.2 – Mortal -」を開催する。今回は万代洋輔、片山真理、野村在の三人展。
万代洋輔は、ある特定の森や空き地などの場所に行き、そこで手に入る人間の痕跡を積み上げた「もの」を撮影してきた。それらは、たとえ人間が写っていなくとも、そこに人間の営みや虚無的な不在性がつきまとって離れない。が、ゆえに、そこに居たはずの人の気配が垣間見え、依り代や祭壇のような存在感を放つ。
片山真理は、自らの身体と、手製の刺繍やパッチワークが施されたオブジェなどを用いたポートレートや、私的な物語に基づいて作られた立体物を発表している。生きることの美しさと脆さが同居したような作品群は、鑑賞者に様々な感情や感覚を強く訴えかけてくる。
野村在は、小型の爆弾で爆発を起こした瞬間のものを撮影したり、樹脂が壊れながら生成してゆく彫刻などを作っている。ものの運命としての生成と劣化、今その瞬間に移ろいゆくものの状態を、彫刻と写真を手段として固定化しようと試みているようだ。
作品写真という共通のベースを持っているが、それぞれに独自のアプローチをもって制作を続けている3人の作品をぜひご覧いただきたい。
【関連イベント】
●作家3人によるトーク
日時:10月17日(土) 17:00~
※予約不要
開催期間 |
2015/10/03(土)~2015/11/01(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 11:00〜19:00 |
休館日 | 月曜日 |
入場料 | 無料 |
参加アーティスト | 万代洋輔、片山真理、野村在 |
会場 |
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会場電話番号 | 03-5809-9949 |
会場URL | http://coexist-tokyo.com |
詳細URL | http://coexist-tokyo.com/continuous_temporality2_mortal/ |