2008年より「the MOTHER of DESIGN」と題し、話題のクリエーターの展覧会を開催、最新情報を発信すると共にレストランフロアとしての新機軸を打ち出してきた丸の内ハウス。今年で8回目を迎える「the MOTHER of DESIGN」は、国内はもとよりニューヨークやロサンジェルスでも活躍するアーティスト、五木田智央のDIC川村記念美術館での展覧会（2014年）以来の個展となる。

本展では、五木田作品のなかでも人気の高いモノクロで描かれた新作のポートレートや幾何学のペインティングのほか、五木田にとって初の試みとなる巨大なバルーン作品や、これまでほとんど国内で発表する機会のなかった貴重なスカルプチャー（立体作品）など、ペインターという肩書きにとどまらない五木田のアーティストとしての新たな挑戦も紹介。さらには、彼がヴィジュアルを手掛けたテイ・トウワのニュー・アルバム「CUTE」のジャケットに、オリジナルドローイングを施したスペシャルエディションの展示販売も行う。

コンテンポラリーアートシーンとカルチャーシーンを自在に行き来し、ペインターとして日々制作に真摯に向き合いながら、遊び心も忘れない五木田のポップで重量感に満ちた作品世界が堪能できるだろう。

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