「TDC展 2015」は東京タイプディレクターズクラブが主催する国際アニュアルデザインコンペティション「東京TDC賞 2015」の成果をご覧いただくものである。
「東京TDC賞 2015」に寄せられた応募作品数は3,004点（国内2,002点、海外1,002点）。厳正な審査の結果、グランプリ1点、タイプデザイン賞1点、RGB賞1点、ブックデザイン賞1点、特別賞1点、TDC賞5点、が選ばれた。
イェール大学大学院生によるポスター作品でのグランプリ受賞、ドイツ人現役学生による映像作品（TDC賞）ほか、実験性の高い作品への評価の目立つ年となった。また、精巧なスキルを要する新聞の専用書体2エントリーを含むタイプデザイン3作品が選ばれ、例年にも増して種々多彩な顔ぶれとなっている。
本展ではこれら受賞作品10作品をはじめ、ノミネート作品、優秀作品をあわせた150点あまりのタイポグラフィックな作品の数々を紹介する。タイポグラフィに対する見方、概念が変わるかもしれない、そんな作品群に期待してほしい。

【関連イベント】
●特別講演「東京TDCと浅葉克己のタイポグラフィ」
日時：6月8日（月）　14:30～16:00
講師：浅葉克己（浅葉克己デザイン室）
会場：京都精華大学　流渓館R-201
定員：70名
※入場無料、要予約

●ギャラリートーク「自分のこと皆んなのこと、デザインを話そう。」
日時：7月11日（土）　15:00～16:30
講師：葛西 薫（株式会社サン・アド）
会場：京都dddギャラリー
定員：60名
※入場無料、要予約