2011年3月11日、東日本大震災による大津波は、地域の文化を支えてきた文化財にも甚大な被害をもたらした。震災後、東京国立博物館は、陸前高田市立博物館、岩手県立博物館やその他の機関と協力し、被災文化財の再生に取り組んできた。

本展覧会では、これまでの約4年にわたる成果と現状を紹介し、被災文化財再生への取り組みをお伝えする。

【関連イベント】
●ミニ講演会＆ギャラリートーク「被災現場からの報告」

ミニ講演会
場所：東京国立博物館 本館地下
日時：2015年1月31日（土）13:30～14:30
出演：赤沼英男（岩手県立博物館学芸第2課長）、前田浩二（陸上自衛隊富士学校機甲科部車両生徒班長）
※当日受付、先着順（定員120名）

ギャラリートーク
場所：東京国立博物館 本館特別2室
日時：2015年1月31日（土）14:50～15:30
出演：熊谷賢（陸前高田市立博物館副主幹）、神庭信幸（東京国立博物館保存修復課長）

※いずれも聴講無料（ただし当日の入館料が必要）

●オルガン演奏会
日時：2015年1月31日（土）、2月21日（土）、3月14日（土）11:00～、13:00～、16:00～
場所：東京国立博物館 本館 大階段

●シンポジウム「文化を守る絆－津波被災文化財再生への挑戦」
日時：2015年3月11日（水）10:00～15:00（9:30開場予定）
場所：東京文化財研究所セミナー室