青森EARTH2019:いのち耕す場所 ―農業がひらくアートの未来

青森EARTH2019:いのち耕す場所 ―農業がひらくアートの未来

青森の大地(EARTH)に根ざしたアート(ART)の可能性を探究するシリーズ企画「青森EARTH」。今回のテーマは「農業」。大地を耕し地域の食や社会を支える農業をヒントに、人が生きる力を養う術(アート)として芸術を紹介する展覧会「いのち耕す場所」として開催します。

三方を海に囲まれ、奥羽山脈が中央を二分する青森。ここで人々は厳しくも豊かな大地をひたむきに耕し、固有の技術や農作物を得ることをとおして、今日まで互いの「いのち」をつないできました。本展はそんな青森の農業にまつわる章構成のもと、農業の現場を取材して制作された現代アーティストの新作を中心に、近代の芸術家の作品、青森の子ども達の版画作品、農具や「農の思想家」安藤昌益らの仕事をジャンル横断的に紹介します。

本展において農業と融けあう芸術は、人と自然を等しく活かす術(アート)ともなり、それらを展示する美術館は地域に根ざした「いのち耕す場所」として生まれなおすことになるでしょう。様々な危機に揺れる今日の世界で、本展が地域からアートの可能性を広げるための視座となれば幸いです。

《本文は公式サイト紹介文より抜粋》

【関連イベント】
●連続講座「美術館堆肥化計画」
集合:エントランスギャラリー
※料金無料、申込み不要、単発でも参加可

講師:石渡博明(安藤昌益の会事務局長)
日時:11月16日(土) 10:00~12:00

講師:東 千茅(農耕者/雑誌『つち式』主宰)、森 元斎(哲学者) 他
日時:11月16日(土) 13:30~16:30

講師:山内輝雄(農家/「昌益村」村長)
日時:11月17日(日) 11:00~12:00

講師:安藤昌益勉強会
※片岡 龍(東アジア思想史家)、木村真喜子(安藤昌益を世界に発信する会)、山内明美、日中韓の若者らによる安藤昌益についての無境界勉強会
日時:11月17日(日) 13:30~16:30

講師:オル太、椹木野衣(美術批評家)、山内明美(歴史社会学者)、豊島重之(演出家/故人)
日時:11月30日(土) 13:30~16:30

開催期間 2019/10/05(土)~2019/12/01(日)
※イベント会期は終了しました
時間 9:30~17:00(入館は閉館30分前まで)
休館日 10/15、10/28、11/11、11/25
入場料 一般1,500円/高大生1,000円/小中学生および障がい者手帳をご提示の方とその付添者1名は無料
会場
  • 青森県立美術館
  • 青森県青森市安田字近野185
お問い合わせ 017-783-3000
会場URL http://www.aomori-museum.jp/
詳細URL http://www.aomori-museum.jp/ja/event/88/