伊藤桂司と佐藤ブライアン勝彦による初の二人展「Alligatoo Boogaloo アリガトーブーガルー」が、TETOKAで開催される。

伊藤桂司は、1958年東京都生まれ。これまでに、「SoftBankキャンペーンヴィジュアル（2012）」「NHK番組タイトル＆セットデザイン（2006-2012）」「愛知万博EXPO2005世界公式ポスター（2005）」をはじめ、多くの広告や書籍、音楽関係のアートディレクションやグラフィックワーク、映像を手がけてきた。

佐藤ブライアン勝彦は、1968年宮城県生まれ。1990年代前半から東京を拠点に、雑誌のイラストレーションを手がけてきた。近年では、「大船渡市立博物館（岩手、2013）」「Go Gallery（オランダ、2011）」「ILLUSUTRATIVE ZURICH 2008（The Zurich Messehalle、スイス、2008）」「Copro Nason Gallery（ロサンゼルス、2000、2003）」をはじめ、国内外で作品を発表している。

これまで20年来の交流を続けてきた、伊藤桂司と佐藤ブライアン勝彦。年齢や出身などバックグラウンドの相違にも関わらず、2人の創作姿勢には「周囲のあらゆる情報をニュートラルに受け入れ、イメージのコラージュを行い、作品に投影する」という共通点がある。いずれも、さまざまな時代のアイコンや不特定多数のキャラクターをモチーフとして選び、それらを”重ね”、”削り”、”歪ませ”、”結合する＝コラージュ作業”を行うことで、現実と非日常が混在した作品を制作している。

本展では、二人の共通する手法である「コラージュ」を軸に、大小・新旧のコラボレーション作品と、それぞれのソロ作品、合計約20点を発表予定である。

【関連イベント】
●オープニングレセプション（作家来廊）
日時：12月2日（金）　19:00～21:00