個展開催の権利をかけた公募展「第18回 グラフィック『1_WALL』展」が、ガーディアン・ガーデンで開催される。

同展は、ポートフォリオ審査による1次審査と、1対1で審査員と対話をする2次審査を通過したファイナリスト6名が、1人1壁面を使って作品を発表するグループ展である。会期中のには、一般見学者にも公開される最終審査会が開催。ファイナリストによるプレゼンテーションの後、審査員による議論を経て、グランプリが決定する。グランプリ受賞者には、1年後の個展開催の権利と、個展制作費20万円が贈られる。

今回は、「今見ているもの」をトレースして作品を制作する河村真奈美、1960～70年代のおもちゃの世界観を独自のイラストレーションで展開する清水、ロバが主人公の絵本を描き、絵と本の構造を考える中田こぶし、ネットで収集した画像を仮想空間で彫刻をつくるように組み立て作品をつくる平田尚也、自作の詩とグラフィックの世界を融合させた福西想人、カラフルな色で女の子のキャラクターを描くモニョチタポミチの6名による作品が展示される。

【関連イベント】
●公開最終審査会・レセプション
日にち：2月27日（火）
時間：公開最終審査会18:00～21:00、レセプション21:00～21:30