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キュレーションの現在
アートが「世界」を問い直す
刻々と変わる、アートにおける「キュレーション」の意味、キュレーターをめぐる状況。第一線に立つキュレーター、批評家、アーティスト、研究者が、アートの現場をクリティカルに切り取る。
さまざまな領域で使われ、広く知られるようになった「キュレーション」という言葉。アートの世界でも学芸員に限らず、インディペンデント(独立系)のキュレーター、アーティストや批評家によるキュレーション、国際展や地域のアートプロジェクトの活発化、ゲスト・キュレーター制の浸透といった状況の変化により、方法も担う役割も多様化してきた。本書はゼーマン以後のキュレーションの歴史から始まり、まさに「いま」最前線を走っている人たちの、生の声を収録した一冊に。
椹木野衣(美術批評家)×五十嵐太郎(建築批評家)特別対談と、蔵屋美香(東京国立近代美術館美術課長)×黒瀬陽平(美術家、美術評論家、「カオス*ラウンジ」代表)×新藤淳(国立西洋美術館研究員)×松井茂(詩人、東京藝術大学芸術情報センター助教)特別座談会を収録。
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