情報技術の発展にともない、ハードウェア、ソフトウェア、そしてインターネットはますます融け合い、それによって新しい世界の姿が現れつつある。こうした世界においては、これまでのものづくりとは違う、設計のための新たな発想とロジックが必要となってくる。本書は、インターフェイス／インタラクションデザイン研究における若手研究者・渡邊恵太氏の初の著書で、これからのものづくりのための最重要キーワード「自己帰属感」を軸に、情報を中心とした設計の発想手法を解き明かす。デザイナーやエンジニア、そしてUX（User Experience=ユーザー体験）やIoT（Internet of Things=モノのインターネット）の本質を掴みたい人に向けられた一冊。