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KOHEI NAWA | SANDWICH
名和晃平とクリエイティブプラットフォーム・SANDWICHの活動の全貌
彫刻家・名和晃平を中心に、アーティスト、建築家、デザイナーなど多彩な分野のクリエイターが集まりプロジェクトを展開するSANDWICH。サンドイッチ工場跡をリノベーションしたスタジオ創設、オープンな組織運営、感覚を揺さぶる造形思考、領域を横断する制作手法まで、アート・建築・デザインの常識を超越する活動の全貌!
「コンテンポラリーアートが美術館やギャラリーなどの枠を飛び越え、日常の中に佇み、溶け込んでいけば、作り手と受け手が密接につながり、思考の変化や発展を促すことになるだろう。SANDWICHがその役割の一端を担えるよう、変化を恐れずに挑戦し続けたい。」(名和晃平)
【著者プロフィール】
名和晃平(なわ こうへい)
彫刻家/SANDWICH代表/京都造形芸術大学准教授。
1975年大阪府生まれ。1998年京都市立芸術大学彫刻専攻卒業後、英国王立美術院(Royal College of Art)交換留学。2003年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程彫刻専攻修了。2000年より「Cell」の概念をもとにさまざまな素材・メディアを用いた彫刻シリーズを展開。2009年より京都で創作のためのプラットフォーム「SANDWICH」を運営。2011年東京都現代美術館で個展「KOHEI NAWA-SYNTHESIS」を開催。
SANDWICH
2009年、京都市伏見区にある旧サンドイッチ工場をリノベーションし、スタジオやレジデンス施設を備えたプラットフォームとしてスタートする。作品を制作するPRODUCTION、組織を運営するOFFICEのほか、ARCHITECTURE、GRAPHICなど、約40人のメンバーが活動を行い、有機的に広がり続けるネットワークのなか、自由で活発なコラボレーションを展開する。また、京都造形芸術大学をはじめとする学生や国内外のインターンが多数のプロジェクトに参加するユニークな教育の現場でもある。