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見本市会場の中でもう一カ所興味を惹かれたところ、それは9号館のサテリテ館である。その地下の階で、今年はレストランをテーマとして10国、10校のプロジェクト展示が行われていた。『7 Street of Restaurants』「10 restaurants X 10 schools X 10 companies=Future Restaurants by Future Archtects.」が、展示会のタイトルである。
日本からは大阪芸大が参加 【 写真 26 】 。京都にあるピッツェリアをプロジェクトしていた。風車を使った入り口のパーテーションに一瞬目が止まったが、その中のプロジェクトのプレゼンテーションには、残念ながらアイデア不足の感じは否めなかった。プロジェクトの内容を、通常のパネルと模型展示をするだけではプレゼンテーション力はない。プロジェクトの内容自体ももちろん大切だが,最終的に作品をいかに見せるか、という点で、他の学校が数段上まっていた。
フィンランドのWhiteと題したジャパニーズレストランが目に止まる 【 写真 27 】 。白一色の世界の中に様々な素材を使用したシンプルモダンのデザインが生かされ、独自の世界を展開していた。
Istitute Europeo di Design(イスティトュート・エウロペオ・ディ・デザイン)は、トリノにあるビストロを製作し、イタリアらしい色使いのプレゼンがされていた 【 写真 28 】 。
Bezalel Academy of Art & Design(ベザレル芸術専門学校)は、Zaha Hadid〈ザハ・ハディッド〉を思わせる、流線型のテープのような光がスペースを彩っていた 【 写真 29 】 。テーマは「Partigline」。テルアビブのフレンチキュイジーヌレストランを制作。
プレゼンテーションに入るかどうかは定かではないが、ドイツのStaatiche hochschule fur Gestaltung karlsruhe 【 写真 30 】 、その場にいたドイツ人学生のかっこよさに思わず・・・。テーマは「Quicnic」。ベルリンのハンバーガーショップを制作したところだ。余談ではあるが、ショップの店員をプレゼンしたというのであれば、彼らは満点をあげたいくらいのイケメン達だった。
※写真26〜31、今年のサテリテ『7 Street of Restaurant』。 「10 restaurants X 10 schools X 10 companies=Future Restaurants by Future Archtects.」と題して展開されていた。
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