ジャパンデザインネットのトップページ
レポート
ミラノ - Life is design -
 ジャパンデザインネット
 レポート
 ミラノ - Life is design -
 


第14回 (3)
ミラノサローネ 2004




【 10 】 Dondoletto〈ドンドレット〉、デザインはPio & Tito Toso〈ピオ&ティト・トゾ〉【rossi di albizzate】
大きなバナナにまたがっているような椅子。同じデザインで大小がある。
【 11 】 Mademoiselle〈マドモアゼル〉。デザインはPhilippe Starck〈フィリップ・スタルク〉【Kartell】
透明な脚と柔らかな色彩のファブリック柄のシートの組み合わせが特徴。
【 12 】 ポリカーボネートの透明なスツール。カルテルにもこの手のローテーブルが出されていた。
【 13 】 テープを張り合わせたようなチェアー。今年はこのテープ模様の椅子が多く見かけられた。
【 14 】 アースカラーの壁面キャビネット。
【 15 】 Mademoiselle〈マドモアゼル〉のモデルのひとつより。
デザインはPhilippe Starck〈フィリップ・スタルク〉【Kartell】



2日目、見本市会場へ向かった。あいにくこの日から、天候は下り坂へと向かっていった。入場のチケット売り場も長蛇の列。1日券で18ユーロ(約2,350円)。結構な値段である。モダンデザインのブースを一通り回る。いろいろなテープ素材を使用した椅子やデッキチェアーが目に入る。その他は、以前のモデルに何かを付け加えたもの、椅子の坐面のプリント柄を変えたものなど、既成のモデルにちょっとアレンジを施したものに目がつく。写真 10写真 12写真 13写真 14

その中でカルテルは、お得意の透明シリーズを展開。フィリップ・スタルクのLouis Ghost〈ルイス・ゴースト〉は、バロック調の椅子の背部分にゴーストのようにクマなどのプリントが薄く浮かび上がる椅子写真 16。同じくフィリップ・スタルクデザインのMademoiselle〈マドモアゼル〉のアームチェアーは、脚部の透明なポリカーボネートとシートカバーに、鮮やかなチャイニーズの花柄。シート部分に適度なクッション製のある椅子で、多彩な場所で使用が可能だ写真 11写真 15。Feruccio Laviani〈フェルッチオ・ラヴィアーニ〉の照明は、バロックのクラシカルさと軽いモダンを感じさせる軽やかな照明である写真 17。カルテルは、ミラノ市内のショールームよりこの見本市会場の方が断然賑わいも見せる。透明素材をそれぞれのアイテムで使い、独自のワールドを見せてくれた。


※ 写真10〜17、見本市会場にて開催されていたものより




16.jpg
【 16 】 Louis Ghost〈ルイス・ゴースト〉。デザインはPhilippe Starck〈フィリップ・スタルク〉【Kartell】
透明なチェアーの背の部分にクマの絵がゴーストのように浮かび上がる。

【 17 】 Bourgie〈ブルジュエ〉。デザインはFerruccio Laviani〈フェルッチィオ・ラヴィアーニ〉【Kartell】
クラッシックなベッドサイドの照明を透明な素材にすることで、エレガントさとモダンさを備えたまったく違う照明に。



B A C K 
  1  
  2  
  3  
  4  
  5  
  6  
 N E X T


JDNとは広告掲載について求人広告掲載お問合せ個人情報保護基本方針サイト利用規約サイトマップ
デザインのお仕事コンテスト情報 登竜門展覧会情報

Copyright(c)1997 JDN
このwebサイトの全ての内容について、一切の転載・改変を禁じます。