
|

|

|

武蔵野美術大学


眺めのゆ ら め き / A SWAY IN BETWEEN MEMORY AND FICTION

小西俊也 / 大学院 デザイン専攻 デザイン情報学コース

「はかなく、はてしない、情報」という私的見解に基づく 「眺め」の再構成

1 / 24秒1コマで動画を記録したとして、そこには1 / 24秒より速い時間は記録することができません。眺めが更新することへ意識があります。目の前は記憶の構築した像と過去になっていく未来によって眺めとして、風景として、また記憶されていく。記憶の記憶、風景の風景。世界は速度を上げ、入れ子状に増え続けます。はかなく、はてしない、情報を見つけ出し、選択し、名前をつけることが世界を知覚する手段だとしたら、私の作品はその構造を外在化する装置であり、第3者に気づきを与えるきっかけとしてのコミュニケーションとして在りたいと考えます。アートはデザインに内包され、デザインは情報に内包され、情報は一人一人に委ねられています。

3000mm×3600mm×7200mm
Plastic, tree, projector, and DVD loop
技法 : 映像作品

|
|
|

|