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武蔵野美術大学


月の灯り

柏木良行 / 工芸工業デザイン学科 インダストリアルデザインコース

『人とモノの距離をより近くする』をテーマに製作した。 視覚的認識と座った結果とのギャップにより、それがその人にとって心地の良いモノなら、人はもっとモノに対して愛着を持つ。 人が座ることで、重みで座面の布が伸び、その間から下にある支持するもう一つの座面から光が透過して、アナログ的に光に表情が生まれる。 人がそこにいるということ、自分がそこにいるということ。 光に包み込まれ、母体に包まれるような存在。 それは人と物が歩み寄る瞬間である。

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