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東京藝術大学


Morphtypes

リトル太郎ピーター / デザイン

「Morph = 状態移行」という言葉が象徴するように、
この作品は状態移行( =Morph ) する文字 ( =Types ) を主軸に据えております。
パラパラと紙を捲っていくことによって単なる「要素」から、単なる「模様」から、
徐々に「文字」として組み上がってゆく様子。
パラパラ漫画という形態と透けるトレーシングペーペーを組み合わせることで、
動きの軌跡自体も作品の内に取り込むことも狙っています。
また、状態移行ということで、トレーシングペーパーを捲っていくことによって、
徐々に紙が積層していき、前述の「軌跡」が見えなくなっていくのですが、
これも最終形の文字を浮き立たせる為のギミックとして使用しています。

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