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桑沢デザイン研究所


料理が楽しくなるチェス型スパイスボトル 「SPICY MATE」

大久保礼菜 / パッケージング

種類が豊富で見た目も美しく個性的なスパイスは料理に欠かせない大事なキッチンアイテムの一つであり、どこの家庭でも自然と集まってしまうものである。しかしキッチンの引き出しの中でシャッフルされてしまうと従来の似片寄ったデザインのボトルだと種類を判別しにくく、使い辛いものだった。キャップの形に個性を与える事により、上面の形を触るだけで種類を判別できる為、手際よく料理をすることが可能になる。また有名なボードゲームである「チェス」の駒をモチーフにしている為、ボトルの形にゲームとしての意味性が増し、スパイスを買う度に楽しさも増していく。
将来は福祉に役立つデザインに関わりたいと言っていた大久保さん。このスパイスボトルはキャップの形を触るだけで判別できる為、調理の最中に本から目が話せない主婦の方や、弱視の方様々な人が様々に使えるように思いを込めてデザインした。

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