人間は、存在と生活のために新しいものを作り、その時々の環境に適合させるために新しい道具を作り出す。つまり道具は文明の発達と共に進化し、文明は道具の発達によって進化してきた、と思われる。特に多くの道具の中には、自然の形態や機能を応用した事例を確認することができる。自然界に存在する形態、機能、感性的要素をヒントにしつつ、新たな生活道具の提案を目指す。