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4月5日から10日まで開催された国際家具見本市・ミラノサローネ。フィエラは今年からミラノ郊外(地下鉄「RHO」駅)に移転。フクサスが設計した新しい会場になった。各企業ともフィエラの展示に注力しており、有名ブランドのブースは豪華につくり込まれ、とても華やかな雰囲気。人足もこの巨大なフィエラ会場を中心に集まっていたようでフィエラ会場は常に賑わいを見せていた。
今年のデザインの傾向は、ここ数年と同様にあらゆるテイストが混在してる様子であるが、新しい方向性を感じさせるものは少なく、変化に乏しい印象。
環境に配慮した取り組みなど社会的問題について、デザインが先導している提案を期待していたのだが、これまでの製品を過去に遡って時間軸で展示しているブースがとても多かった。マテリアル使いによる表現の豊富さや、それらを実現した高度な技術などはとても興味深い点である。
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Ronan & Erwan Bouroullecの新作「Roc」で構成された迫力のvitraブース。
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巨大なパーティションで構成されたkaltelのブースの存在感は圧倒的。
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