 チタン椅子 「BONDS」 チタンプレート加工陽極酸化法仕上
 照明器具 「SOSA」 スチール加工メラミン焼付塗装仕上
 照明器具 「january,february,march,april,may,june,july,august, september,october,novembe
r,december」 澱粉3Dプリンター出力仕上 |
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ミラノサローネを訪れたのは今回で3度目です。今回は自らの作品の出展ということで、過去2年とは大きく意味が異なっていました。
そもそもサローネに参加してみたいと思った理由は、自分の作品がどういうものなのか、世界的な視点で感じてみたかったからです。日本での作品発表では、こうした視点を味わうことはできません。
いざフタを開けると、サテリテとはいえ、ビジネスのチャンスを得る場所として考えている参加者が、大半を占めている現状に圧倒されました。
自分の作ったものを徹底的にプレゼンテーションしている彼・彼女らの姿は、エネルギーに満ち溢れていました。
私も、朝10時から夜の7時半までブースに立ち続け、来る人来る人にプレゼンテーションを行ったのですが、正直なところ過酷な肉体労働とも言えるものでした。体力に自信のあるはずの自分も、初日を終えた時には、これが後5日続くことを考えると、先が思いやられてしまいました。
ビジネスの場としては考えていなかった自分に気づき、「場違いな所に来てしまったのか」とさえ感じてしまうほどでした。
このように戸惑いながらも過ぎていった6日間の会期でしたが、ミラノサローネの醍醐味とでも言うべき感動を得る機会もありました。
しっかりと見てくれる人がいること。また、評価してくれる場があること。ミラノサローネ最大の魅力はここにあるのではないでしょうか。
夢に溢れた不思議でエキサイティングな時間でした。
独立して1年が経ちました。私にとっての今回のミラノサローネは、自分自身の現在の立ち位置と方向性を見つめ直すことができた貴重な機会となりました。今後のデザイン活動にあたって、参加した意義は非常に大きかったと、強く感じています。
藤原敬介
| 1968年 | 東京都生まれ |
| 1992年 | 武蔵野美術大学 インテリアデザイン科卒 |
| 1992年 | (株)スタジオ80入社 同社チーフデザイナー |
| 2000年 | 12月 同社退社 |
| 2001年 | 1月 渡英 ロン・アラッド・アソシエイツ在籍 |
| 2001年 | 4月 帰国後、藤原敬介デザイン事務所設立 |
| 2001年 | 7月 「JCD(日本商環境設計家協会)デザイン賞2001」優秀賞受賞 |
| 2001年 | 11月「DESIGN WAVE2001」デザイン賞受賞 |
| 2002年 | 現在、イッセイミヤケ・プリーツプリーズの店舗デザインを手掛ける 2月 東京、京都、フランス・パリなどの各新店舗オープン |
藤原敬介デザイン事務所
〒150-0012 東京都渋谷区広尾5-10-15
tel. 03-5791-5791 fax. 03-5791-5792
e-mail. fujiwara@keisukefujiwara.com
http://www.keisukefujiwara.com/
今年のミラノ・サローネ期間中に発行されたデザイン誌『ABITARE』の臨時号(タブロイド誌のような体裁で期間中毎日発行された)での「Top Ten Design」10位に照明「SOSA」が選ばれている。日本人では8位の吉岡徳仁と藤原のみ(サテリテからは藤原のみ)。
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