メタルワイヤーで3次元の絵を創造するイタリアの若手アーティスト、ベネディータ・モリ・ウバルディーニ。手編みで仕上げたユニークピースの作品が、MAGISの技術力で大量生産可能な商品として生まれ変わった。

使い方や用途は自由。ひもで天井からつるしてモビールのように飾ったり、照明と組み合わせたオブジェにしたり、想像力次第で面白い使い方が見つかりそうだ。

通常、内部構造として彫刻の中身に使われるメタルワイヤーに、それ自身の美しさを見出したのは、アーティストならではの視点だろう。ワイヤーの透明感で表現する存在と非存在の間の揺らぎが、作品に独特の世界観と詩的な要素を与えている。