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geografia / earth in the pocket
コンパクトに持ち運べる折りたたみ式地球儀
地球を感じるプロダクトをテーマに印刷工場からスタートした「geografia(ジオグラフィア)」。人気の紙製地球儀シリーズに、新作「earth in thepocket(ポケットの中の地球儀)」が登場。
折りたたんで気軽に持ち歩くことができるコンパクトな地球儀だ。軽く指で押すと簡単に平らになるが、中には輪ゴムの仕掛けが入っていて、手を放すと形状記憶のように立体に戻る。
各国の時差が数字で描かれ、地域のタイムゾーンが一目でわかる「TIMEZONE」。気候区分が色分けされ、寒流と暖流が矢印で表現された「CLIMATE」。各国を4色に分け、経線・緯線を透明なUVインクで表現した「NATION」。世界を歩き回る時にも役立つ3つのテーマで商品を展開する。
ディレクションとデザインをDRILL DESIGNが担当。立体幾何学の研究を軸に地図および写真の投影法の開発を得意とするAuthaGraphの協力を得て、印刷会社ならではの特殊加工技術を施した。
情報を伝える手段である印刷技術を、情報を感じるプロダクトとして展開しようと試みるgeografia。忙しい毎日のほんの一瞬でも地球を眺めることが、何か大切なことにつながると信じて。
デザイナー:DRILL DESIGN(ドリルデザイン)
林 裕輔・安西 葉子によるデザインスタジオ。ともに大学卒業後にデザインを学び2000年にDRILL DESIGN設立。プロダクトデザイン・グラフィックデザイン・空間デザインの分野を横断しながらトータルなプロジェクトディレクションを行う。その製品はMoMAニューヨーク近代美術館をはじめ世界の国々で販売されている。主な受賞歴にred dot design award(ドイツ)グッドデザイン賞中小企業庁長官賞など。geografiaではディレクションとデザインを担当。
http://www.drill-design.com/
デザイナー:AuthaGraph(オーサグラフ)
鳴川 肇を中心として立体幾何学の研究を軸に地図および写真の投影法の開発、建築意匠。構造計画、美術作品制作に携わっている。日本科学未来館にて設計、監修にたずさわったジオコスモス(大型球体ディスプレー)、ジオパレット(世界地図アーカイプ)およびジオスコープ(タッチパネル展示什器)が2011年に完成。geografiaではデザインを担当。
http://www.authagraph.com/
earth in the pocket(ポケットの中の地球儀)
カラー | TIMEZONE / CLIMATE / NATION |
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サイズ | 130×110×125mm(完成時) |
素材 | 紙 |
印刷 | UVクリア厚盛り印刷 |
価格(税込) | 1,890円 |
お問い合わせ
geografia(ジオグラフィア)
http://www.geo-grafia.jp/