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Ronan & Erwan Bouroullec / Osso Chair

Ronan & Erwan Bouroullec / Osso Chair

ブルレック兄弟の官能的な木製チェア

Ronan & Erwan Bouroullec / Osso Chair9色のカラーバリエーション

Ronan & Erwan Bouroullec / Osso Chairくぎを用いずダボだけで接合した美しい構造

フランス人デザインユニット、ロナン&エルワン・ブルレックがイタリア・マティアッツィ社から発表した新作「Osso Chair(オッソチェア)」。

背と座を構成する4枚の木製パーツと脚部4本、計8つのパーツを、くぎを用いずダボだけで接合した美しい構造は、職人技と最新鋭のコンピューター数値制御(CNC)工作機械を駆使し、木材を複雑な形状に加工する技術を持ったマティアッツィ社ならではの作品といえる。

環境への配慮を重視し、工場で使用する電力も太陽光発電でまかなうマティアッツィ社。木材にもこだわり、慎重に吟味された化学物質フリーのオーク、メープル、アッシュ材を使用している。

日本人の体型にもフィットするコンパクトなフォルム、官能的で思わず触れてみたくなる木材加工の美しさ、最先端技術が高度なデザイン性と強度を共に実現させた。

デザイナー:Ronan & Erwan Bouroullec(ロナン&エルワン・ブルレック)

ロナンは1971年、エルワンは1976年、共にフランス北西部カンペール生まれの兄弟デザインデュオ。既成の概念に捕らわれず、作品と使い手の新しい関係性をも提案する、印象的なフォルムの作品が特徴。Vitra、Kvadrat、Magis、Kartell、Established and Sons、Alessi、Cappelliniほか、最近ではFlosやMattiazziなど多数のメーカーのプロジェクトに携わる。2002年にSalon du Meubleにてdesigners of the Yearを受賞、2009年にはVitra社より発表したvegetal chairがICFF awardを、2011年はMaison&Objetのdesigners of the Yearも受賞。活躍の場を広げている。

ブランド:Mattiazzi(マティアッツィ)

1978年にイタリア北東部の都市ウーディネで、ネヴィオとファビアーノのマティアッツィ兄弟が設立して以来、地域に根差した自社の製造文化を着実に育んできた。家族経営で木製家具を製造しているマティアッツィ社は、現代家具メーカーとしては稀有な存在と言える。この地域のメーカーの多くがさまざまな素材に手を広げ、製造を外部委託しているなかで、マティアッツィ社は突出した存在だ。高度な専門技術を有する自社の職人たちが、業界最先端の機械を駆使している家具メーカー。

Osso Chair(オッソチェア)

カラー ブラック、ブルー、グリーン、ダークグレー、ピンク、ホワイト、ナチュラルアッシュ、ナチュラルメープル、ナチュラルオーク
サイズ W435×D510×H760mm
価格(税込) 126,000~円

お問い合わせ

ハーマンミラージャパン
03-3201-1830
http://www.hermanmiller.co.jp/

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