国立アートリサーチセンターが「メディア芸術データベース」の機能を向上させて正式公開

国立アートリサーチセンターが「メディア芸術データベース」の機能を向上させて正式公開

国立アートリサーチセンターが、2023年度に文化庁から事業を継承した「メディア芸術データベース」の機能を向上させ、2024年1月31日に正式公開した。

同センターが取り扱うデータは、マンガ(単行本・雑誌)・アニメーション(テレビ番組・劇場映画・ビデオパッケージ)・ゲーム(ゲームパッケージ)・メディアアート(展示・催事)の4つの分野。作品に関する資料のタイトルや作者のほか、連携する施設での所蔵に関する情報を提供する。

正式公開にあたり、複雑なデータ構造をわかりやすく検索・表示するための機能向上とユーザーインターフェースの改善がおこなわれ、検索結果一覧上で関連性の高いアイテムを閲覧しやすい仕様となった。さらに、データベースの検索システムにSPARQLクエリとその全文検索拡張を用いることで、ベータ版より軽快な画面表示とデータベースの拡張性を実現している。

https://mediaarts-db.artmuseums.go.jp/