柳原照弘がディレクションを担当、ダントーの新ブランドが2024年ミラノでデビュー

柳原照弘がディレクションを担当、ダントーの新ブランドが2024年ミラノでデビュー

ダントーホールディングス株式会社(以下、ダントー)が、新ブランド「Alternative Artefacts Danto(オルタナティブ・アーティファクツ・ダントー)」を2024年春のミラノデザインウィークで発表する。これに先立ち、2023年4月17日から4月23日まで開催される「ミラノデザインウィーク2023」の期間中である4月20日に、1日限りの展示をミラノ市内の工場跡地で実施する。

淡路島で近代タイルを製造する老舗メーカーである同社。新ブランドは、従来のタイルの形、用途にとらわれることなく、マテリアルとしてのタイルの可能性を探るプロジェクトで、毎年、世界で活躍する建築家やデザイナー、アーティストとのコラボレーションをおこなう予定だ。

クリエイティブ・ディレクターは、デザイナーの柳原照弘が担当。第1弾は、フランスを拠点にする建築家・デザイナーのIndia Mahdavi (インディア・マダヴィ)とのコラボレーションとなる。

発表に先立ち開催される今回の展示では、「ARCHAEOLOGY OF TILES(タイルの考古学)」と題し、ダントーのルーツである19世紀初頭に生産された珉平焼、時代によって変化するタイル、そのほかさまざまな形状の焼き物と原材料である「土」の展示を通し、タイルの歴史が紹介される。また、大阪の和菓子職人「餅匠しづく」によるライブパフォーマンスもおこなわれる。

https://aa-danto.com/ja/