アート×デジタル×デザインの創造拠点「シビック・クリエイティブ・ベース東京」が、渋谷東武ホテルに10月オープン

アート×デジタル×デザインの創造拠点「シビック・クリエイティブ・ベース東京」が、渋谷東武ホテルに10月オープン

東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団が、デジタルテクノロジーを活用する機会を提供し、次世代のアート表現の創造を支援する拠点スペース「シビック・クリエイティブ・ベース東京(以下、CCBT)」を、10月23日に渋谷東武ホテル地下2階にオープンする。

東京都の基本計画「『未来の東京』戦略」および東京文化戦略2030の推進に向けた取り組みの一環となるCCBT。専用ラボとスタジオを設置し、子どもたちがアート&テクノロジーに出会う「発見」、都民、アーティスト、企業などがものづくりを通して協働し、社会課題について考える「共創」、さまざまなクリエイターをパートナーに迎えて新たなアート表現の創造や研究開発の成果を発表・展開する「開発」の3つをテーマに、さまざまなワークショップやプログラムを実施する。

コラボレーション・メンバーには伊藤隆之(山口情報芸術センター[YCAM]R&Dディレクター)、齋藤精一(パノラマティクス主宰)、杉浦太一(CINRA, Inc. CEO/Inspire High, Inc. CEO)、田坂博子(東京都写真美術館学芸員)を迎え、スーパーバイザーを東京都副知事の宮坂学が務める。

現在、10月のオープンに先立ち、パートナーとなるアーティスト・フェロー3組を募集中。同フェローは、新たなアート表現の創造活動を行い、都内で制作発表するほか、CCBTのワークショップやレクチャーの講師などを務めることとなる。フェローに選ばた場合、制作費(1,000万円を上限)や制作スペース、機材の提供などの支援を受けることができる。エントリー期間は8月3日まで。

また、オープニングイベントとして「未来の東京の運動会」を開催する。 犬飼博士(eスポーツプロデューサー、一般社団法人運動会協会理事)のトークイベントや子ども向け/大人向けのワークショップなど、8月から10月にかけて全5種10回のプログラムを実施、8月10日まで参加者を募集している。

https://ccbt.rekibun.or.jp/