2020年3月21日のリニューアルオープンに向けて、京都市京セラ美術館（京都市美術館）にてプレオープニングイベント「CELEBRATING COLORS！（色を祝おう！）」が12月21日より開催される。

建築家青木淳・西澤徹夫による大規模リニューアルに向けて、2017年より休館している同美術館。このほど決定したプレイベントでは、「さまざまなアートに触れて感覚を開いていこう、さまざまな色彩を放つ美術館を楽しもう」というコンセプトのもと、国内外で活躍する京都ゆかりのアーティストによる展示などが行われる。

北西エントランスでは、アーティスト鬼頭健吾によるインスタレーション「ghost flowers」を展示。ガラスファサードを活かし、建物内部に配置された無数のミラーによって映像と周囲の風景をランダムに反射させ、光や色の断片を映し出す。中央ホール（旧大陳列室）には、大量のプラスチック製フラフープが立体的に構成されている鬼頭の代表作「untitled （hula-hoop）」も展示される。

また、本館のエントランス前に新設されたスロープ状の広場「京セラスクエア」ではウインターコンサートが開催されるほか、夜には光のアーティスト髙橋匡太による美術館本館のライトアップが行われる。

http://kyotocity-kyocera.museum