氷室友里がサローネサテリテに3度目の出展、布の裏側に着目した新作「THREADS」を発表

氷室友里がサローネサテリテに3度目の出展、布の裏側に着目した新作「THREADS」を発表

日本とフィンランドでテキスタイルを学び活動しているテキスタイルデザイナー、氷室友里が代表を務める「HIMURO DESIGN STUDIO」が、4月9日よりミラノで開催される世界最大規模の国際家具見本市「ミラノサローネ」の若手出展エリア「サローネサテリテ」に出展する。

氷室友里は、ハサミでカットして柄がアレンジできる布など、人と布とのかかわりの中に驚きや楽しさをもたらすことをテーマにデザインを行うテキスタイルデザイナー。昨年、世界中のデザイナー約600名の中から3名が選出される「salone satellite award 2018」にて「third prize」に選ばれており、今年で3度目の出展となる。

今回出展されるのは、糸や布ならではのユニークな特徴から構想を膨らませたという作品「THREADS」。着物の帯やリボンの裏など、糸が浮いた状態で無数の線のようになっている布の裏側に着目したという本作は、普段日の当たらない、意図されずに生まれてきたテキスタイルの裏側の美しい表情を、だれもが体験できるかたちにすることを目指しデザインされたという。なお、本作の披露は今回の展示が初となる。

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