国内有数のデジタルクリエイティブアワード「コードアワード2018」のグランプリが決定!次世代通信規格5Gを活用した「FUTURE-EXPERIMENT VOL.01 距離をなくせ。」が受賞
株式会社D2Cが主催する、国内有数のデジタルクリエイティブアワード「コードアワード2018」のファイナリスト48作品の中から、グランプリをはじめとする受賞作品22作品が決定。グランプリは、「FUTURE-EXPERIMENT VOL.01 距離をなくせ。」(NTTドコモ)が受賞。
同アワードは、2017年4月1日から2018年3月31日の期間、各種デジタルを活用し実施・開始されたマーケティングコミュニケーションの事例を対象とし、2018年は国内外から129作品の応募があった。それらの作品をクリエイティブ、テクノロジー、マーケティングなどのスペシャリストたちからなる一次審査員15名および最終審査員8名、総勢23名の審査員により厳正なる審査が行われた。
グランプリを受賞した「FUTURE-EXPERIMENT VOL.01 距離をなくせ。」は、NTTドコモの最新通信技術5Gの実証実験として、Perfumeの3人が10,000km以上離れた3つの空間(TOKYO、NY、LONDON)でそれぞれダンスパフォーマンスを行い、その模様がタイムラグなく一つとなって、全世界同時にライブ配信が行われたプロジェクト(制作会社:電通テック/ELEVENPLAY/Rhizomatiks/P.I.C.S.)。まだ商用化されていない次世代の通信規格5Gを用いて、最先端の通信テクノロジーがもたらす未来を予見させる、といった点で総合的に高い評価を受けた。
そのほかの賞は以下のとおり
【ベスト・イノベーション】Yahoo!JAPAN聞こえる選挙
【ベスト・クラフト】THE TANGIBLE MANNER
【ベスト・イフェクティブ】ぷっちょあーん4Dゴーグル
【ベスト・キャンペーン】INSIDE FUKUSHIMA DAIICHI
【ベスト・ユース・オブ・メディア】WITH STAMP
【ベスト・オンライン・フィルム(新設)】マッハバイト
【ベスト・プロダクト&サービス(新設)】oobo
今回の特徴は、デジタルクリエイティブのクオリティが全体的に向上していることにより、どの作品も甲乙つけがたい、非常に接戦したアワードとなった。そして、年々顕著になってきているのは、狭義の広告という概念を超えて、よりプロダクトサービスに近づいている作品が多くなってきているということ。
審査員長を務めた伊藤直樹(PARTY)は、「今年の受賞作リストをあらためて眺めてみると、マーケッターやクリエイターのクリエイティビティの多くは、もはやサービス開発やプロダクトやコンテンツそのものに力が注がれていることがよくわかります。1歩先の未来ではなく、もうすぐやってくる5G時代のレイテンシーなき、半歩先の世界を示したNTTドコモのFUTURE-EXPERIMENTはグランプリにふさわしい実験であり、素晴らしいコンテンツだと思います。」とコメント。
また、8月2日にD2Cホールで開催される「コードアワード2018 贈賞式」では、受賞作品の贈賞や、一般投票により選ばれた「パブリックベスト賞」の発表も予定されている。