日本の産地のものづくりと、そこにおけるデザインのありかたを探る「産地とデザイン会議 2017」が3日間開催される。
日本の産地のものづくりと、そこにおけるデザインのありかたを探る「産地とデザイン会議 2017」が、10月14日・11月4日・12月2日に東京・中野の「モノ・モノ」で開催される。
「産地とデザイン会議」とは、2012年9月、影山和則の『ものが生まれる産地 ものを輝かせるデザイン~ある公設試験場指導員の80→90年代奮闘記』の出版を記念して行われた会議。今年でで5回目となる。本の制作にあたって著者、企画協力者、編集者が打ち合わせを重ねる中で、本にとどまらず、現在の産地とデザインの状況や問題点をきちんと話し合える場をつくっていこうということで生まれた。
同イベントは2016年に引き続き、「金属」「紙」「漆」の3つの素材をテーマにそれぞれ2つの産地から講師を迎え、話をうかがい、その後参加者同士の意見交換を行う。
内容と講師は以下のとおり。
「金属」
日時:10月14日
講師:桐山登士樹(デザインディレクター/株式会社TRUNK代表取締役)、武田修美(新潟・燕三条「工場の祭典」実行委員長/株式会社MGNET代表取締役)
「紙」
日時:11月4日
講師:鷲見恵史(株式会社シイング代表)、谷野裕子(手透き和紙 たにの主宰)
「漆」
日時:12月2日
講師:我戸正幸(株式会社我戸幹男商店代表取締役)、町田俊一(町田俊一漆芸研究所 lakka Puu代表)