第20回「文化庁メディア芸術祭」受賞作品決定、エンターテインメント部門は『シン・ゴジラ』が受賞

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第20回「文化庁メディア芸術祭」の受賞作品および功労賞受賞者が決定した。

大賞受賞作品は下記のとおり。
アート部門:『Interface I』/Ralf BAECKER(ドイツ)
エンターテインメント部門:『シン・ゴジラ』/庵野秀明、樋口真嗣(日本)
アニメーション部門:『君の名は。』/新海誠(日本)
マンガ部門:『BLUE GIANT』/石塚真一(日本)

「文化庁メディア芸術祭」は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバル。本年度の作品応募は、過去最高となる世界88の国と地域から4,034作品の応募があった。厳正なる審査の結果、部門ごとに受賞作品と、功労賞としてメディア芸術分野に貢献のあった方を選出。

今回に受賞作品で特に注目を集めたのは、エンターテインメント部門:『シン・ゴジラ』。贈賞理由に関しては以下のよう発表されている。
「大ヒットし、しかも映画として評価されるだろう作品に、エンターテインメント部門の贈賞が必要だろうかという反論もあった。しかし、2016年を振り返ったときにまっさきに思い出す作品であり、圧倒的なパワーを持っている。そのことは、あらゆる手を使って記録されるべきだろう」

贈呈式、受賞作品などが紹介される受賞作品展は、9月に東京・初台のNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]と東京オペラシティアートギャラリーを中心に開催される。

【平成29年度[第20回]文化庁メディア芸術祭】
受賞作品発表日時:2017年3月16日
会場:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]

http://festival.j-mediaarts.jp/