「札幌国際芸術祭2017」参加アーティスト第一弾発表、メインビジュアルはAsylの佐藤直樹が担当

「札幌国際芸術祭2017」参加アーティスト第一弾発表、メインビジュアルはAsylの佐藤直樹が担当

2017年の8月6日から10月1日まで開催される「札幌国際芸術祭2017(SIAF2017)」。8月7日に行われた「SIAFパブリックミーティング」で、参加アーティスト第一弾、企画内容、メインビジュアル、そして「一緒につくろう芸術祭公募プロジェクト」の最終選定事業が発表された。

発表された参加アーティストは以下のとおり。
ARTSAT × SIAFラボ、dj sniff、EYƎ、堀尾寛太、マレウレウ、毛利悠子、中崎透、大友良英+青山泰知+伊藤隆之、刀根康尚、梅田哲也、ユエン・チーワイ、レトロスペース 坂会館、大漁居酒屋てっちゃん

メインビジュアルとシンボルマークのデザインを担当するのは、Asylを率いるアートディレクターの佐藤直樹。メインビジュアルやシンボルマークをはじめとしたデザインのすべては開催期間に照準を合わせ変化させていくのこと。

「札幌国際芸術祭2017」のテーマは「芸術祭ってなんだ?」。ゲストディレクターである大友良英は開催に向けて以下のように語っている。

「でっかい北の大地を舞台にした始まったばかりの芸術祭です。札幌や北海道の人たちがこれまでつくってきたものや、前回の芸術祭の残してくれたものを生かしつつ、耳をすまし、目をこらし、体で感じつつ、おおらかに、ときにやんちゃに、ここでしかできない「芸術祭」をみなでつくっていきませんか。やれ美術ではこうだ、音楽ではこうだなんてことは二の次にして「札幌ではこうだ!」と言えるような新しい「芸術祭」を目指してみませんか。ここで出会ったみなさんとならそれができそうな、そんな素敵な予感がしています。」

会期中は、NMA ライブ・ビデオアーカイブ、アンサンブルズ・アジア / アジアンミーティングフェスティバル、さっぽろコレクティブ・オーケストラ、大風呂敷プロジェクトといったさまざまなプロジェクトが実施される。また、「札幌国際芸術祭2017の会期中に札幌市内で実施するイベントや展覧会を、北海道内の団体・個人から募集し、応募件数98件の中から一次審査で31件が通過。選定された企画は公式サイトで発表されている。

http://siaf.jp/