レイ・ハラカミ氏の唯一無二のサウンドが彩るプラネタリウム作品、「暗やみの色」が10年ぶりに特別上映

レイ・ハラカミ氏の唯一無二のサウンドが彩るプラネタリウム作品、「暗やみの色」が10年ぶりに特別上映

2005年に制作された、日本科学未来館のプラネタリウム作品「暗やみの色」が公開開始から10年を記念して、12月5日から12月27日に特別上映される。500万個の恒星を投影する、MEGASTAR-Ⅱcosmosの映し出すリアルな星空や科学観測の描き出す宇宙の姿を、音楽家・レイ・ハラカミ氏による唯一無二のサウンドが彩る作品だ。

テーマは「見えないもの」。MEGASTAR-Ⅱcosmosが映し出す星空を眺めたあと、あえて何も見えていない「暗闇」に注目する。赤外線や電波、X線など、天文学の視点を借りて夜空を「見て」みると、実は暗闇もさまざまなもので満たされていることがわかる。見えないものを見ようとする科学的なアプローチを通して、天文学と素粒子物理学のつながり、さらに、日常にも通じる「見えないもの」の存在感が感じられるだろう。

上映初日の12月5日には、スペシャルイベント「in memory of rei harakami 」も開催。10年前の2005年12月16日に未来館で行われたライブ「4%–音楽と宇宙に浸るプレミア・ナイト」の貴重なライブ音源を、メガスターの星空とともに鑑賞する。

http://www.miraikan.jst.go.jp/dometheater/colorsofthedark.html