巡礼をテーマに夏の東北から考えるワークショップ、「みちのくアート巡礼キャンプ」
「東北を知る、巡る」「東北から問いを立てる」「それを自分の表現や企画へと発展させる」ことを主眼とした、特定非営利活動法人 芸術公社による1か月集中ワークショップ「みちのくアート巡礼キャンプ」が8月2日から行われる。
「巡礼」とは何か?「東北」「みちのく」とは何か?そして震災後、東北で表現するとはどういうことなのか?これらの問いを深め、1ヶ月のワークショップの思考のフレームを設定するため、東北から思考してきた、民俗学者、宗教者、社会学者、アーティストらとの対話形式のワークショップを実施。
東北で今後なんらかの活動を志す11名のアーティスト、企画者たちが対象。 震災がもたらした亀裂や揺らぎを、新しい表現へと繋げる。成果発表は、実作の提示ではなく、未来の作品やプロジェクトのプランを発表する形をとる。優秀なプロジェクトは、実際に東北での実現に向けて動き出すよう、講師や事務局がサポートする。
東北から思考してきた講師陣は以下のとおり。
赤坂憲雄氏、長内綾子氏、玄侑宗久氏、高山明氏、畠山直哉氏、藤井光氏、本江正茂氏、山内明美氏、小森はるか氏+瀬尾夏美氏、相馬千秋氏。