公益社団法人日本インテリアデザイナー協会（JID）と公益財団法人日本デザイン振興会（JDP）は、インテリアデザインの振興を目的に「World Interiors Week in JAPAN」を共同で開催する。

日本におけるインテリアデザインは、住宅事情を反映してか、諸外国と比べ遅れを取っていたのが現状である。ただし、暮らし再考の風潮を受け、昨今はインテリアが見直されつつある。そこで、2016年から始動する「World Interiors Week in JAPAN」を契機に、インテリアデザインが社会や文化、私たちの将来の生活環境に果たす役割について、積極的に生活者とともに考える機会を設けたいとの想いから企画された。

東京ミッドタウン・デザインハブを主会場とし、世界共有のテーマを掲げて全国規模で展開するイベントだ。2017年世界共通テーマは、「Interior Design for Generations」。シンポジウムやセミナー、企画展、交流会などを国内各地の自治体やメーカー、デザイナー、教育機関などと連携して実施する。インテリアデザインや住宅産業の活性化を目的として開催される。