展覧会 岡本太郎

1970年に開催された日本万国博覧会(大阪万博)のテーマ館《太陽の塔》で知られ、今日でも幅広い世代の人々を魅了する芸術家・岡本太郎(1911-1996)。その芸術人生を振り返る、大回顧展を開催します。
表現活動が多岐にわたることから「何が本職なのか?」と問われることも多かった太郎の答えは「人間―全存在として猛烈に生きる人間」でした。
未知なるものへの不安・怖れに常に果敢に孤独に切り込んでいった彼の表現活動は、小さな枠にとらわれることなく世界に対して「己全体を賭ける」ことであり、人間としての根源的な営みの豊かさを人々に喚起する試みであったといえるでしょう。太郎の思想・生き様が込められた作品を体感することは、不安定な状況が続く現在の社会を力強く生き抜いていくためのヒントを見つける機会となるかもしれません。
代表作はもちろん、これまであまり注目されてこなかった晩年の作品なども紹介しながらその生涯をたどる本展にて、《太陽の塔》だけではない、岡本太郎の全貌をお楽しみください。
《本文はプレスリリースより抜粋/一部編集》
【関連イベント】
●記念講演「岡本太郎という生き方」
日時:7月23日(土) 14:00~15:30
講演者:平野暁臣(空間メディアプロデューサー、岡本太郎記念館 館長)
会場:大阪中之島美術館 1F ホール
※参加無料(要展覧会チケット)、事前申込制
●トークイベント講演会「岡本太郎の青春―パリ」
日時:8月7日(日) 14:00~15:30
講演者:大杉浩司(岡本太郎記念館 主任研究員)
会場 : 大阪中之島美術館 1F ホール
※参加無料(要展覧会チケット)、事前申込制
●トークイベント「呪力はそこにあるか?鼎談・鴻池明子×山下裕二×石倉敏明」
日時:9月3日(土) 14:00~15:30
登壇者:鴻池朋子(アーティスト)、山下裕二(美術史家)、石倉敏明(人類学者)
モデレーター:大下裕司(大阪中之島美術館 学芸員)
会場:大阪中之島美術館 1F ホール
※参加無料(要展覧会チケット)、事前申込制
開催期間 |
2022/07/23(土)~2022/10/02(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 10:00~18:00(入場は閉館30分前まで) |
休館日 | 月曜日(9/19を除く) |
入場料 | 一般1,800円/大学・高校生1,400円(日時指定券の事前購入推奨) |
参加アーティスト | 岡本太郎 |
会場 |
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お問い合わせ | 06-4301-7285 |
会場電話番号 | 06-6479-0550 |
会場URL | https://nakka-art.jp/ |
詳細URL | https://taro2022.jp/ |