東京の八重洲、日本橋、京橋エリアの屋内、屋外会場にて、「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2025」が2025年10月4日から10月27日まで開催されます。

—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—

フランスの庭師・思想家ジル・クレマンは『動いている庭』において「できるだけあわせて、なるべく逆らわない」と語り、外来種や偶発的な変化を排除せず、むしろ受け入れながら共存していく“生きた庭”の可能性を説きました。そこにあるのは、完璧な管理や静的な秩序ではなく、混ざり合い、動き続ける生命の力です。

本年、T3は都市空間をそうした「生きた庭」へと変換できないか試みます。人間によって設計された、最も象徴的な人工の秩序である「都市」。そこに、異物のように差し込まれる写真作品や展示の数々は、外来種のように空間と混ざり、拡張し、都市における「庭」をかたちづくっていきます。銀座から京橋、八重洲、日本橋に点在する「庭」が、訪れる人々との偶発的な出会いや交わりを生み出す事で、都市の新たな可能性を見出すことができるとしたら。東京が、内に秘めるまだ見ぬ風景をT3は写真によって生み出していきます。