
東北地域には、豊かな風土と歴史・文化がもたらす魅力的な地域資源と、高い技術や確かな品質を備えた商品を提供する企業・団体などがたくさんある。しかしながら、その魅力や価値を効果的に伝え切れている例は多いとはいえない。そこで、デザインの力によって商品の魅力をより強く発信するため、東北地域の個性溢れる10社10商品の新しいパッケージデザイン案を、全国のデザイナーから募集した。
この取り組みは2014年に始まり、今年で3回目の開催となる。食品のみを対象とした1年目から、昨年より日用品が加わり、今回はさらに酒類も加わっている。今年も優秀なパッケージデザインについては、デザイン対象となった商品の製造・販売元の企業とともに、実用化・商品化を目指す。
同展では、624点もの応募作品の中から厳正な審査により選ばれた、受賞作品と入選作品(合計214点)を展示するとともに、対象商品の特性や参加企業の要望、各作品のデザインコンセプトも展示している。これにより、デザインの力や役割を感じながら、多種多様なパッケージデザインをぜひご覧いただきたい。なお同展は、2016年11月に仙台で開催し、好評を博した「おいしい東北パッケージデザイン展2016」の巡回展だ。
【関連イベント】
●オープニングトーク
(1)講演「ローカルデザインと人のつながり」
講師:鈴木輝隆(江戸川大学社会学部 特任教授)
(2)パネルディスカッション
出演:鈴木輝隆、大黒大悟(日本デザインセンター 大黒デザイン研究室)、古屋友章(グラフィックデザイナー)
聞き手:三輪宏子(FMS綜合研究所)
日時:3月3日(金) 17:30~19:00
進行:福島治(JAGDA展覧会委員長)
会場:インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター
参加費:無料
定員:100名
※要予約
開催期間 |
2017/03/03(金)~2017/03/31(金) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 11:00~19:00 |
休館日 | 会期中無休 |
入場料 | 無料 |
会場 |
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会場電話番号 | 03-6743-3776 |
会場URL | http://designhub.jp/ |
詳細URL | http://designhub.jp/exhibitions/2681/ |