日常を見限らない

味覚のワークショップ

日常を見限らない

東京の生活工房にて、「日常を見限らない 味覚のワークショップ」が2025年11月9日、11月15・16日、12月13日に開催されます。

—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—

私たちは、自分に見えている世界がすべてだと思いがちですが、無意識のうちに多くの情報を「選択・省略・編集」しながら過ごしています。もしかすると、そこには見落とされた出来事が無数にあるかもしれません。

あふれる情報や変化の中を生きる私たちは、日常の中に〈習慣〉をつくることで、効率と安定を手にしています。一方で習慣は、目の前の事象について過去の似た経験を当てはめることで、その微細な違いを省略してしまう場合もあります。

心地よく過ごすために必要な習慣に囲まれると同時に「代わり映えしない」という漠然とした虚無感に苛まれることはないでしょうか。

本企画は、五感を使って今起こっている事象と丁寧に向き合う方法を学び・体験・共有することで、見落とされた無数の日常の出来事を味わい直すセミナー・ワークショップです。「代わり映えしない」と感じていた日常を研究者やアーティストとともに再構築することを目指します。

五回目のテーマは、《味覚》です。私たちは、日々の食卓で栄養を摂取したり、特別な食事に舌鼓を打ったり、ジャンクフードでストレスを発散するなど、三六五日、何かを食べて生きています。しかし、日常生活の中で「味わう」ことそのものに思いを馳せることは少ないかもしれません。

食べ物の味は、甘味・塩味・うま味・苦味・酸味などの味覚に加え、触感や匂い、育った環境や文化など様々な要素が折り重なって成立しています。この企画では、私たちが「美味しい」と感じるとき、体の中でどんなことが起こっているのか、その背景にはどんな文化が関わっているのか、専門家と共に学び体験します。

本企画を通して、いつも同じように感じていた日常が初々しく生まれ変わり、あなたと再会を果たすこととなれば幸いです。

【開催概要】
●Talk1 味覚と芸術
日時:11月9日(日) 14:00~16:00
会場:ワークショップルームAB
講師:関口涼子(著述家/翻訳家)
対象:10代以上
参加費:2,000円
定員:50名(申込先着)
※要申込

●Talk2 味覚の世界
日時:12月13日(土) 14:00~16:00
会場:ワークショップルームAB
講師:伏木亨(和食文化国民会議会長/日本料理アカデミー理事)
対象:10代以上
参加費:2,000円
定員:50名(申込先着)
※要申込

●Workshop 言葉と巡る味覚の冒険
日時:11月15日(土)/16日(日) 13:00~17:00 各日完結
会場:ワークショップルームAB
講師:関口涼子(著述家/翻訳家)
対象:10代以上
定員:各日15名(申込先着)
参加費:各日3,000円(試食込)
※要申込

開催期間 2025/11/09(日)~2025/12/13(土)
時間 Talk1/Talk2:14:00~16:00/Workshop:13:00~17:00
入場料 Talk1/Talk2:各日2,000円/Workshop:各日3,000円
参加アーティスト 関口涼子、伏木亨
会場
  • 世田谷文化生活情報センター 生活工房
  • 4F ワークショップルームA、B
  • 東京都世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー内
お問い合わせ 03-5432-1543
会場URL https://www.setagaya-ldc.net/
詳細URL https://www.setagaya-ldc.net/program/616/