
2020年の演劇界は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって、数多の公演が中止や延期を余儀なくされるという未曾有の事態に直面した。最初の緊急事態宣言解除後、劇場の扉は開きはじめたが、誰もが薄氷を踏むような思いで苦境に立ち向かっていた。しかし、2021年の年明け早々、二度目の緊急事態宣言が発出。今なお、世界はパンデミックの渦中にあり、先の見通せない時代を、私たちは生きている。
本展は、コロナ禍の影響下にある〈いま・ここ〉を、演劇という視座から歴史化し、未来に伝えることを企図している。コロナ禍によって失われた/失われなかった公演や新たな表現の可能性に光をあてるとともに、過去の疫病や感染症を演劇がどう描いてきたかを示す館蔵資料も発掘・紹介する。演劇が世界を映す鏡であるならば、私たちの生活や社会と演劇はどのようにつながっているのか。本展は、日常化した非日常を漂流しながら、再生への時間を待ち続けるための里程標である。
《本文は公式サイト紹介文より抜粋》
開催期間 |
2021/06/03(木)~2021/08/06(金) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 10:00~17:00(火・金曜日は19:00まで) ※ご来館の際には必ず公式ホームページにて最新の開館日程をご確認ください |
休館日 | 6/2、6/16、7/7、7/22、7/23 |
入場料 | 無料 |
会場 |
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会場電話番号 | 03-5286-1829 |
会場URL | https://www.waseda.jp/enpaku/ |
詳細URL | https://www.waseda.jp/enpaku/ex/11841/ |