「三条ものづくり学校」は、2015年にオープンし、閉校した校舎をスクラップ＆ビルドするのではなく、まだ使える建物に少しだけ手を加えて再利用し、新たな価値を生んでいる場所だ。

「工場蚤の市」は、そうして再生した場所に、古いものや新しい価値を持ったものを持ち寄り、次の持ち主へと受け継ぐイベント。昨年5月に開催された第1回目は、1日で3,000人以上の来場者を迎える大盛況となった。今年は開催期間を4月15日と16日の2日間に拡大し、開催する。

同イベントでは燕三条地域の職人やクリエイター、デザイナー自らが出店者となるマーケットが登場する。そのほか、体験型のものづくりワークショップや、お腹を満たすキッチンカーも用意されている。工場や職人、クリエイターの熱い想いに触れてみたり、燕三条で作られた道具を使ってみたり、見て、聞いて、買って、作って、食べて、楽しみながら燕三条の魅力を感じることのできる2日間となっている。