インド細密画
《ヴィシュヌとラクシュミー》ラージプト絵画 19世紀中頃
東京の府中市美術館にて、「インド細密画」が2023年11月26日まで開催しています。
—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—
インド細密画は、16世紀後半から19世紀半ばに、ムガル帝国やラージプト諸国の宮廷で楽しまれものです。一辺20センチ程の小さな画面には、ファンタスティックな神話世界、豪華な衣装に身を包んだ王の肖像や、しなやかなポーズの女性たちが、繊細な筆で描かれています。あえて小さな画面に描かれたのは、「見る人と絵が一対一で対話をする」という考え方があったからです。絵と静かに向き合い、対話を重ねることは、魂を清める行為でもあったと言います。
美しい線と色に彩られた宝石のような絵の中には、豊かな大地から生まれた人々の自然を崇める心や感性、情熱的な信仰心が込められています。古代以来、複雑で深遠な文化を築いてきたインドのすべてが刻まれているのです。
本展覧会では、インド細密画の優品120点を紹介します。西洋絵画とも日本絵画とも違う、インド細密画の美の世界をお楽しみいただき、インド文化への興味を深めるきっかけともなれば幸いです。
【関連イベント】
●展覧会講座「インド細密画と古典音楽を楽しむトーク&コンサート」
日時:11月11日(土) 14:00~
演奏:サワン・ジョシ(シタール奏者)、逆瀬川健治(タブラ奏者)
解説:音ゆみ子(府中市美術館学芸員)
会場:府中市生涯学習センター
料金:無料(展覧会のチケットが不要)
定員:250名程度(先着順)
※予約不要
開催期間 |
2023/09/16(土)~2023/11/26(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 10:00~17:00(入館は閉館30分前まで) |
休館日 | 月曜日 |
入場料 | 一般900円/高校・大学生450円/小・中学生200円/未就学児は無料 |
会場 |
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会場電話番号 | 042-336-3371 |
会場URL | https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/ |
詳細URL | http://fam-exhibition.com/india2023/ |