IFDA 木製家具の聖地 旭川

第778回 デザインギャラリー1953企画展

第7回2008年ゴールドリーフ賞 /Barca/D : Jakob Joergensen 第7回2008年ゴールドリーフ賞 /Barca/D : Jakob Joergensen

日本デザインコミッティーでは、第778回デザインギャラリー1953企画展として、「IFDA 木製家具の聖地 旭川」を開催いたします。

IFDA(国際家具デザインフェア旭川)がスタートした1990年の旭川地域の家具産業は、婚礼ダンスの産地として箱物を主体とするメーカーが多く集積していました。将来の家具産業を予測した時に、ライフスタイルの変化などにより婚礼ダンスの生産量は確実に減ることが想定され、旭川地域にとって良質な製品開発のためにもデザイン力の向上とデザインを具体化する技術力を蓄積することが求められました。国内の好景気と旭川市開基100年の記念事業というものもありデザインコンペの開催が実現しました。

1990年から3年ごとに開催され、30年に渡って世界の英知を集め親密な国際交流を図ってきました。北海道旭川から新しい生活文化の提案と発信を目的に始まったデザインコンペは、2021年までに11回目を開催し、通算で世界77ヵ国・地域から9,433点の応募があり、製品化された作品は50点以上に及びます。

また、製品化された作品は、旭川家具として国内のみならず世界へと多くの製品が輸出されていきました。IFDAの開催を通じて木製家具の技術革新を進めると同時に、旭川地域にデザイン意識や国際的な観点、そして幅広い人脈を育ててきました。また、長期間にわたるデザインコンペの取り組みが評価をされて、旭川市は2019年にユネスコが実施するユネスコ創造都市ネットワークのデザイン分野に加盟を認定されました。

名古屋市、神戸市に続く国内三番目となり、世界に43都市あるユネスコデザイン都市の一都市となりました。本展では、日本有数の家具産地として、11回、30年以上に渡り取り組んできたIFDAの紹介と、旭川家具の「デザインの源泉」としてのIFDAの功績を伝えます。

《本文は公式サイト紹介文より抜粋》

開催期間 2022/04/20(水)~2022/06/13(月)
※イベント会期は終了しました
時間 10:00~20:00(最終日は17:00まで)
休館日 松屋銀座の営業日に準ずる
入場料 無料
会場
  • デザインギャラリー1953
  • 東京都中央区銀座3-6-1 松屋銀座7F
会場URL https://designcommittee.jp/
詳細URL https://designcommittee.jp/gallery/2022/04/dg778.html